2018年12月9日日曜日

【中村元記念館企画展 三井昌志写真展「インド・12億の素顔」12月11日(火)~】

「日経ナショナルジオグラフィック写真賞2016」においてピープル部門最優秀賞を受賞された、写真家 三井昌志さんの写真展「インド・12億の素顔」を開催いたします。
 三井さんはアジアを中心に、旅先で出会った人々の飾らない日常と笑顔の写真を撮る旅を続けておられます。今回、記念館開館1周年イベントで展示した写真を、再びご覧いただくことになりました。
インドの人々の“素顔”を覗いてみませんか?

開催期間:前期…12月11日(火)~1月 13 日(日)
     後期…1月29日(火)~4月15日(月)
開館時間:10:00~18:00(最終入場:17:30)
*毎週月曜日休館(12月28日~1月4日は年末年始のため休館をします。)
会場:中村元記念館 廊下

2018年11月28日水曜日

12月2日(日)に記念館へお越しになる際は、交通規制にご注意ください。

12月2日(日)は、国宝松江城マラソンが開催されるため、松江市内で交通規制があります。2日に記念館へご来館予定のお客様は、ご注意くださいますようよろしくお願いいたします。
詳しい交通規制につきましては、こちらを御覧ください。

2018年11月1日木曜日

【中村元記念館ミュージアムショップから、新入荷のお知らせ】

☆Pick up☆新入荷の書籍とグッズの紹介です! 

『禅語カルタ百句 読んで、覚えて、遊ぼう!』(禅的教育研究グループ「じだんだ」)2018年

 禅って何?という方必見です!楽しく学べる禅語カルタと解説本が、禅的教育研究グループ「じだんだ」から販売されました。
 一つ一つの言葉を優しく解説した本が1,400円で、カルタが5,500円です。セットでお買い求めいただきますと6,500円です。(400円もお得です!)
 お正月に、ご家族やお友達と禅を遊びながら学んでみませんか?
 その他、新しくたくさんの本を入荷しました。秋の夜長に読書はいかがでしょうか。記念館にお越しの際は、ミュージアムショップにもお立ち寄りくださいませ。

2018年10月31日水曜日

2018年11月1日(木)から、山陰中央新報連載「中村元~慈しみの心」の執筆者が田上太秀先生(駒沢大学名誉教授)から服部育郎先生に代わります。

 服部先生は田上先生の教え子であり、中村元東方研究所専任研究員を務められています。
 10月31日(水)の山陰中央新報の文化の欄に、服部先生の『「慈しみの心」執筆にあたって』という文章も掲載されました!是非御覧ください。

2018年10月27日土曜日

クローン展実行委員会の皆様から、寄付金を頂戴しました。

7~8月に島根県立美術館で開かれた企画展「東京芸術大学クローン文化財展 甦る世界の文化財~法隆寺からバーミヤンの旅」を主催した、東京芸術大学や山陰中央新報社などで作られた実行委員会の皆様から10月26日、ご来場者から寄せられた募金の一部を中村元記念館へご寄付いただきました。頂戴した寄付金は、中村元記念館の事業に有益に使わせていただきます。ありがとうございました!

2018年10月20日土曜日

【第4回中村元東洋思想文化賞の授賞式が執り行われました。(2018.10.20(土))】

 
全国の大学から集まった優秀な論文の中から第4回目の優秀賞に選ばれたのは、東京大学大学院に在籍されている張 瀛子(ちょう・えいこ)氏による「清代の荀子再評価:「十六字心伝」から恵棟(けいとう)まで」でした。
 松江市長賞には東京大学大学院の大胡 高輝(おおご・こうき)氏による「『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』における『十住毘婆沙論(じゅうじゅうびばしゃろん)』引文の位置―般舟三昧(はんじゅざんまい)から称名念仏への転形―」、奨励賞は大阪大学を卒業された坪田 さより(つぼた・さより)氏の「古代インドにおけるKūrma(クールマ)「亀」」が授与されました。受賞者挨拶では、今回の賞を励みに研究を続けていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。と話されました。おめでとうございました!
 また、授賞式のあとには、優秀賞を受賞された張氏による特別講演も行いました。

2018年10月3日水曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

 
10月21日(日)から二日間、釈悟震先生の集中講義が行われます。10月14日までにご入金いただきますと、早割のお値段で受講することができます!皆様どうぞご検討ください。
[講義名]仏教聖典へのいざない
[講師]釈 悟震先生
[日時]2018年10月21日(日) 13:30~15:00、15:20~16:50
10月22日(月) 10:30~12:00、13:30~15:00(4コマ)
[テキスト]『仏教経典散策』購入が必要
[受講料]5,800円(早割4,800円※10月14日までに受講料を納入された場合)
※はじめて東方学院松江校を受講される方は、入会金等が必要になります。

・・・本講義では、長い間、もっとも難解で親しみやすくない仏教の聖典をわたくしどもが親しみやすくなるように日頃、心血を注いだ中村元博士の数多くの珠玉の教説により『スッタニパータ(経集)』、『ダンマパダ(法句経)』、『般若心経』、『華厳経』、『法華経』、『維摩経』、『勝鬘経』、『父母恩重経』、『観音経』、『金剛経』など著名な仏教聖典を、説話やエピソードを交えてつづられた『仏教経典散策』を主要テキストとして、より分かり易く、担当講師独自の目線にて仏教聖典への思惟方法を踏まえて、そのいざないを昨年度につづいて順次講じてまいります。
(2018年度東方学院松江校手引きより抜粋) 

詳しい講義の内容は、こちらをご覧ください。
お問い合わせ先:中村元記念館(TEL:0852-76-9593、E-mail: info@nakamura-hajime-memorialhall.or.jp)

2018年10月2日火曜日

【後期展示始まりました!】中村元記念館開館五周年特別企画 スケッチと水彩で描くインド仏跡巡拝の旅~豅博道作品展~


 大好評をいただきました前期の作品展に引き続き、10月2日から作品を総入れ替えした後期の展示が始まりました。水彩の淡く優しいタッチで、インドの風景や現地の人々の日常を描いた絵など、前期よりもさらにボリュームアップして10作品多く展示しております。
 今回も先着でポストカードをプレゼント中です!皆様のご来館をお待ちしております。
展示期間:2018年10月2日(火)~11月30日(金)
お問い合わせは中村元記念館(0852-76-9593)まで!
詳しくはこちらをご覧ください。

2018年9月29日土曜日

【第14回中村元思想文化カフェが行われました。2018.9.29(土)】

 
今回は、岡 宏研究員による「“いのち”の現場から考える“大丈夫”という物語り」が話されました。
 普段、何気なく口にする“大丈夫”という言葉には様々な意味があり、仏典の『大丈夫論』の中では“大丈夫”には悲心という“慈悲”の意味などがあるそうです。特に医療の現場に携わる人は、当事者性をもって、苦しんでいる人の傍らにい続けることが大事であると話されました。
 誰かのために言った“大丈夫”という言葉は、実は自分自身にも言い聴かせている祈りの言葉であり、そこには自然を超えたものがあきらかに“はたらいている”と話されたことがとても印象的でした。

2018年9月7日金曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

 9月14日(金)に、山口先生の維摩経の講義が行われます。
 本日中にご入金いただきますと、早割のお値段で受講することができます!皆様どうぞご検討ください。
 また、当日は講読がメインとなりますので、漢和辞典をご持参ください。
(新たに購入する場合は、『全訳 漢辞海』第四版(三省堂、2016年)を推奨します。)

[講義名]仏教漢文講読:『維摩経』を読む
[講師]山口 弘江先生
[日時]2018年9月14日(金) 13:30~15:00、15:20~16:50(2コマ)
[テキスト]レジュメ配布
[参考書] 中村元「現代語訳大乗仏典3『維摩経』『勝鬘経』」(東京書籍)2003年
高橋尚夫、西野翠(訳)『梵文和訳維摩経』(春秋社)2011年
[受講料]3,400円(早割2,400円 ※9月7日までに受講料を納入された場合)
※はじめて東方学院松江校を受講される方は、入会金等が必要になります。

・・・本講義では、『維摩経』の諸訳の中で最も広く読まれた鳩摩羅什訳『維摩詰所説経』をテキストに、本文を講読します。前半では『維摩経』の概要を説明し、後半では経の序章にあたる「仏国品」を受講者の皆さんとともに輪読する予定です。受講を通じて、みなさんが『維摩経』の世界を原典に基づき自ら味わい、仏教漢文の基礎を身に着けることを目的としています。
*受講にあたって特別な予習は必要ありませんので、これまであまり仏典に触れたことがない方や、歴史や漢文・漢字に興味のある中高生の受講も歓迎します。
(2018年度東方学院松江校手引きより抜粋) 

お問い合わせ先:中村元記念館(TEL:0852-76-9593、E-mail: info@nakamura-hajime-memorialhall.or.jp)

2018年8月31日金曜日

★第14回中村元思想文化カフェのお知らせ★

「”いのち”の現場から考える”大丈夫”という物語り」 
岡 宏(中村元記念館東洋思想文化研究所) 

日時:9月29日(土)10:30~13:00(予定)
場所:島根県松江市八束町波入2060 中村元記念館
参加費:1000円(友の会会員500円)
定員:20名

 カフェを楽しみにしておられる皆様、大変お待たせしました!秋の思想文化カフェのご案内です。
 今回の講師は前回に引き続き、大阪府立大学、近畿大学で、生命倫理学・人間学も担当されている岡研究員です。
 仏典に見られる大丈夫の意味とは?そして、“いのち”の現場で語られる“大丈夫”とは何か?
 皆様お誘い合わせのうえ、是非お越しください。
 お問い合わせは、中村元記念館(0852-76-9593)まで。(準備の都合上、9月27日(木)までに、お申し込みください。)
チラシのPDFはこちらを御覧ください。

2018年8月24日金曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

 保坂俊司先生の集中講義の日が迫ってまいりました!
 今回は前回に引き続き、イスラムの言説や文化を理解するために、仏教と比較をしながら学んでいきます。(今回からの参加でも、大丈夫です。)
 8月30日までにお振込みいただきますと、早割のお値段で受講することができます。皆様どうぞご検討ください。

[講義名]仏教とイスラム教 その遠くて近い宗教関係
[講師]保坂 俊司先生
[日時]2018年9月6日(木) 13:30~15:00、15:20~16:50
        9月7日(金) 10:30~12:00、13:30~15:00(4コマ)
[テキスト]レジュメ配布
(参考書)保坂俊司『ブッダとムハンマド』(サンガ)
[受講料]5,800円(早割4,800円 ※8月30日までに受講料を納入された場合)
※はじめて東方学院松江校を受講される方は、入会金等が必要になります。

・・・公正に、そして広くかつ温かいこころでイスラムを知ることが、現在社会に求められています。とはいえ、実は、イスラムそのものを直接知ることは、日本人には特に難しいのです。というのも、日本人が慣れ親しんでいる仏教や神道とイスラムは構造的にかなり異なるからです。
そこで、日本人が、イスラムの言説や文化を理解するには、ちょっと回り道ですが、仏教との比較が効果的です。
 というわけで、本講座ではイスラムを理解するために、仏教との比較を行うという方法を取ります。 
(2018年度東方学院松江校手引きより抜粋) 



お問い合わせ先:中村元記念館(TEL:0852-76-9593、E-mail: info@nakamura-hajime-memorialhall.or.jp)

2018年8月8日水曜日

【島根県立美術館 クローン文化財展で、瀬古康雄先生による中村元記念館公開講座が行われました!2018.8.6(月)】

 
  今回の公開講座は、島根県立美術館で開催中の「クローン文化財展 甦る世界の文化財」の会場で行われました。 

 今は失われてしまった「バーミヤン東大仏天井壁画」のスペースでは、瀬古先生によるインド楽器シタールのほか、壁画の仏様がどうしてペルシア人のような顔をしているかなどを説明されました。まるで異国を思わせる、シタールのシャンティ(心の平安を意味する)の調べは、訪れた人々を古の遺跡へと誘うようでした。
 他にも、並河萬里のバーミヤンの写真を見ながら、瀬古先生が1976年にバーミヤンに調査に訪れ、石窟の中で瞑想をしたときのお話をされました。

2018年8月4日土曜日

【中村元記念館開館五周年特別企画 スケッチと水彩で描くインド仏跡巡拝の旅~豅博道作品展~ 8月2日より、絶賛展示中です!】


 豅博道(ながたに・ひろみち)、暁子(あきこ)御夫妻は1998年3月に初めてインドスケッチ旅行へ行かれ、2014年2月の記念館最初のインド仏蹟巡拝旅行に参加くださいました。
 水彩の淡く優しいタッチで、インドの風景や現地の人々の日常を描いた絵など、20点展示しております。今なら先着50名にポストカードもプレゼント中です!皆様のご来館をお待ちしております。
展示期間:2018年8月2日(木)~11月30日(金)
(前期:8月2日(木)~9月30日(日)、 後期:10月2日(火)-11月30日(金))
※前期と後期で展示を入れ替えます。お楽しみに。 
詳しくはこちらをご覧ください。

2018年8月3日金曜日

【中村元記念館開館5周年を記念した「中村元を語る会」がホテル一畑で行われました。2018.8.1(水)】


当日は平日にも関わらず、120名近くの方々がご参加くださいました。
 
 前田專學館長が松江での最後のご講演をされ、中村元博士への思い、記念館への思いを語られました。 



 その後の座談会では、中村博士が周囲の人達にとってどのような存在だったのか、それぞれの印象的な思い出や、博士についての秘蔵のお話を語っていただきました。(先生には学問の風が吹いている、渦を巻いているので周りの人がそれに巻き込まれていく、と語られたのがとても印象的でした。)
 
左から、 (進行役)中村元記念館  清水谷 善圭理事長 (登壇者)東方学院 黒川 文子講師、中村元東方研究所 釈 悟震理事総務、中村元東方研究所 田辺 和子前理事、筑波大学 川崎 信定名誉教授、中村元記念館  三木 純子名誉館長、中村元東方研究所 三木 保評議員


 記念式典では、東方学院松江校の有志の方で結成された学院歌を歌う会により学院歌「慈しみ」が朗読・斉唱され、島根県知事 溝口善兵衛様と松江市長代理 松江副市長 能海広明様から来賓のご挨拶をいただきました。
 
 祝賀会では、東方学院松江校の講師 瀬古康雄先生のシタール美しい音色がオープニングをかざり、盛会のうちに終えることができました。


 昨年10月10日に5周年を無事迎えることができたのは、皆様の温かいご支援のおかげです。博士の蔵書が少しでも早く皆様に公開していけるように力を尽くしてまいりますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。


2018年7月27日金曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

蓑輪先生の集中講義の日が迫ってまいりました!
明日までにお振込みいただきますと、早割のお値段で受講することができます。皆様どうぞご検討ください。

[講義名]日本の近/現代の仏教―明治から平成まで
[講師]蓑輪 顕量先生
[日時]2018年8月4日(土) 13:30~15:00、15:20~16:50
        8月5日(日) 10:30~12:00、13:30~15:00(4コマ)
[テキスト]レジュメ配布
(参考書)オリオン/クラウタウ『近代日本思想としての仏教史学』(法蔵館)2012
[受講料]5,800円(早割4,800円 ※7月28日までに受講料を納入された場合)

・・・第一講は、明治の廃仏毀釈から、島地、原に焦点を当てる。第二講は村上専精に焦点を当て、当時起こされた大乗非仏説論と仏教統一論を検討とする。第三講、第四講は、行の視点に目を転じ、釈宗演に始まる復興運動、東南アジアへの留学僧、そして明治期におきた行の運動である平井金三による三昧の実践、大正期の弁榮上人による念仏の興隆、そして日蓮宗における唱題行の登場など、考察する予定である。
(2018年度東方学院松江校手引きより抜粋) 
お問い合わせ先:中村元記念館(TEL:0852-76-9593、E-mail: info@nakamura-hajime-memorialhall.or.jp)

2018年7月9日月曜日

中村元記念館開館5周年記念事業「中村元を語る会」のお申込み締切日が迫ってまいりました!

 中村元記念館開館5周年記念事業「中村元を語る会」のお申込み締切日が迫ってまいりました!皆様お誘い合わせのうえ、お申込みください。

※先日ご関係者の皆様宛に郵送いたしました文書の中に、一部誤りがございましたので、下記の通り訂正しお詫び申し上げます。

ホテル一畑 (松江市千鳥町30 TEL 0852-22-0188

今後、送付前の確認体制を徹底するなど再発防止を徹底してまいりますので、御海容のほどお願い申し上げます。

2018年6月24日日曜日

【来館者5万人セレモニーが行われました。2018.6.23(土)】

 記念すべき5万人目のお客様は、新潟からお越しの岡村光展様でした。岡村様は、今回は3回目のご来館で、ちょうど松久保秀胤先生の集中講義を受けに来られたところでした。また、ご来賓として松江市の能海広明副市長にご出席いただき、ご挨拶をしていただきました。
 当館の清水谷理事長からは記念館オリジナルグッズのセットと記念館製作の『中村元物語』を贈呈し、能海副市長からは島根県の県花であり、大根島の特産でもある牡丹を手渡されました。
 岡村様から「記念館へ来る前に、中村家の菩提寺である真光寺にお墓参りもしてきました。5万人目に選ばれて光栄です。」とおっしゃってくださいました。

2018年6月10日日曜日

【インド首席公使 ラージ クマール・スリヴァスタヴァさんがご来館されました。 2018.6.10(日)】

 

米子であるイベントの前に、記念館にもお越しいただきました。ご来館の記念にサインも書いてくださいました。
 また、図書閲覧室では、壁面に展示してある博士の蔵書を熱心にご覧になっておられました。
 またのお越しをお待ちしております。

2018年5月24日木曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

[集中講義]画像で見る世界の宗教と哲学
[講師]吉田宏晢先生
[日時]2018年6月4日(月) 13:30~15:00、15:20~16:50
        6月5日(火) 10:30~12:00、13:30~15:00(4コマ)
[テキスト]レジュメ配布
(参考書)中村元『普遍思想』(春秋社)
[受講料]5,800円(早割4,800円 ※5月28日までに受講料を納入された場合)

今回は、老若男女問わず必ず直面しなければならない死について、その悲しみをどう乗り越えるのか、画像を用いて世界の宗教の違いとその特徴を明らかにしていきます。
詳しい講義内容は、こちらを御覧ください。

2018年5月15日火曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

[集中講義]法相五重唯識観について
[講師]松久保秀胤先生
[日時]2018年5月26日(土) 13:30~15:00、15:20~16:50
        6月23日(土) 13:30~15:00、15:20~16:50(4コマ)
[テキスト]適宜
[受講料]5,800円(早割4,800円 ※5月19日までに受講料を納入された場合)
   ※初めて東方学院松江校を受講される方は入会金10,000円が必要となります。

 今回はあの東塔【国宝】で知られる奈良県薬師寺長老の松久保秀胤先生にお越しいただき、日本仏教の基本教学であり、仏教系大学では基礎学科とされている唯識教学についてお話しいただきます。皆様この機会に是非お見逃しなく!
※松久保先生の3コマ目・4コマ目の講義は6月23日(土)に開講します。ご注意ください。
詳しい講義内容は、こちらを御覧ください。

2018年5月12日土曜日

【八束複合施設竣工式が行なわれました。2018/5/12(土)】

 5月12日(土)に八束複合施設竣工式が行われ、松浦正敬市長を始めとした関係者の方々と共に、当館の谷口博則副理事長がテープカットを行いました。
 公民館が1階に再始動したことによって、今まで記念館に来たことがなかったという方もたくさん来館してくださるようになりました!
 中村元記念館も、公民館・八束支所との連携を深め、さらなる発展に努めたいと思います。

2018年4月20日金曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

昨年大好評だった加藤みち子先生の集中講義が5月5日(土)から2日間開講いたします! 
 今回の題目は『「熊野観心十界曼荼羅」を読む―熊野古道の信仰』です。
 受講申込みはまだ受け付けておりますので、ご興味のある方はお気軽に記念館までお問い合わせください。
[日時]2018年5月5日(土) 13:30~15:00、15:20~16:50 
                      5月6日(日) 10:30~12:00、13:00~15:00 (4コマ)
[受講料]5,800円
     (早割:4,800円 ※4月28日までに受講料を納入される場合)
講義内容(一部抜粋)
第1回:「熊野観心十界曼荼羅」とはどんな絵かー六道輪廻と閻魔大王
 大きな画面にいろいろな内容が描きこまれている「熊野観心十界曼荼羅」ですが、図像内容としてもっとも有名なのは、地獄や六道輪廻の図像です。いわゆる閻魔大王も描かれています。1時間目は、絵の全体の中で、特に閻魔大王とはどのような存在か、六道輪廻とはどのような世界観であるかをみていきます。
詳しい内容は、こちらを御覧ください。

2018年4月15日日曜日

【2018年度東方学院松江校ガイダンスが行われました。】2018/4/14(土)

 昨日は2018年度東方学院松江校ガイダンスが行われました。 
今年度のガイダンスは前田專學館長の挨拶を丸井浩先生が代読され、清水谷善圭理事長が挨拶された後、釈悟震先生をはじめとした10名の先生方による講義の紹介が行なわれ、雨の降る中来館された熱心な研究会員の皆様が耳を傾けておられました。
 また、ガイダンス後の茶話会では先生方と研究会員の皆様が自由に交流され、和やかな雰囲気で会を終えることが出来ました。
 東方学院松江校の講義は、4月から順々に開講しています。いまなら早割料金で受講できる講義も多くありますので、ご興味のある方は、記念館までお問い合わせください。
※清水谷善圭先生の「観想行入門」(第4木曜日10:30~12:00(初回は4月26日(木))は、4月19日(木)までにお申し込み&ご入金いただきますと早割料金で受講することが出来ます。受講をお考えの方はお早めにお申し込みください!
詳しい講義内容は、こちらを御覧ください
お問い合わせ先:中村元記念館(TEL:0852-76-9593)

2018年4月14日土曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

 
 4月17日(火)から始まる宮地先生の集中講義のレジュメが届きました!
 資料の中には、仏教美術の写真や図なども豊富に掲載されています。
 受講申込みはまだ受け付けておりますので、ご興味のある方は記念館までお問い合わせください。

[集中講義]未来のほとけ―弥勒信仰とその美術
[講師]宮治 昭先生
[日時]2018年4月17日(火) 13:30~15:00、15:20~16:50
 4月18日(水) 10:30~12:00、13:00~15:00 (4コマ)
[テキスト]レジュメ配布
[受講料]5,800円
詳しい講義内容は、こちらを御覧ください。

2018年2月18日日曜日

【東洋大学から就業体験(インターンシップ)の学生を受け入れました。 2018/02/15】

 


今回は、博士課程に在学中の中国人留学生の方でした。大学生・大学院生の受け入れは初めてでしたが、温湿度管理や、記念館パンフレットの中国語版の作成、中国語で書かれた蔵書の整理などとても熱心に作業していただき、たった一日でしたが作業が随分はかどり記念館のスタッフも助かりました。

2018年2月17日土曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

[集中講義]大乗仏教はどのように誕生したのか
[講師]渡辺章悟先生
[日時]2018年3月16日(金) 13:30~15:00、15:20~16:50
[テキスト]レジュメ配布
[参考書]高崎直道監修『大乗仏教の誕生(シリーズ大乗仏教2)』春秋社
[受講料]2,400円
 大乗仏教の起源と成立の問題を、最新の学説に基づきながらわかりやすく解説します。特に大乗仏教の代表的経典である、般若経・維摩経・法華経・華厳経の一部を、翻訳を通して実際に読みながら、①経典の成立、②大乗の特徴とその思想、③法滅と授記、③悟りの智慧の展開、④三度の転法輪、⑤菩薩思想などを順次に検証してゆきます。これらのテーマを分析しながら、大乗仏教の概要とその思想の全体像を理解できるように努めます。
                 (2017年度東方学院松江校受講手引きより抜粋)
※2月9日付の山陰中央新報で渡辺章悟先生の講義についての記事が掲載されました。山陰中央新報社様、ありがとうございました!
受講申込みはまだ受け付けておりますので、ご興味のある方は記念館までお問い合わせください。(TEL 0852-76-9593/FAX 0852-76-9693)
詳しい講義内容は、こちらを御覧ください。

2018年2月15日木曜日

【東方学院松江校のお知らせ】

[集中講義]アメリカ仏教の心理化と瞑想化―日本仏教への示唆となるか?
[講師]田中ケネス先生
[日時]2018年3月10日(土) 13:30~15:00、15:20~16:50
       3月11日(日) 10:30~12:00、13:00~15:00 (4コマ)
[テキスト]購入が必要
[受講料]4,800円
 多くのアメリカ人が仏教に惹かれる理由は、仏教にはメディテーション(瞑想)と、その心理学的解釈にある。彼らにとって仏教は、葬式や法事ではなく、「日常の目覚め」を実現させてくれるものなのである。つまり、従来の教会で説教を聞いて「信じる宗教」ではなく、自らが瞑想し、仏教の心理学的解釈を「糸口」に、日常の目覚めに基づく心の安穏を求める、「目覚める宗教」に惹かれるのである。
                                                     (2017年度東方学院松江校受講手引きより抜粋)
田中ケネス先生は昨年、中村元東方学術賞を受賞されました。(中村元東方学術賞については⇒ http://www.toho.or.jp/toho.php?pg=4
受講申込みはまだ受け付けておりますので、ご興味のある方は記念館までお問い合わせください。
詳しい講義内容は、こちらを御覧ください。

2018年2月7日水曜日

能海寛生誕150年特別展 「チベット仏教求法僧・能海寛と中村元博士」

 
能海寛生誕150年を記念して、能海寛研究会協力のもと、特別展を開催中です。
当時の新聞記事や貴重な初版本などと合わせて、本邦初公開の資料も展示しております。
(等身大の能海寛のポスターも展示中です!)
 本日、記念館は大雪です。展示は8月まで行う予定ですので、雪が溶けたら是非お越しください。
開館時間:2月3日(土)~8 月 31 日(金)10:00~18:00(最終入場:17:30)
場所: 中村元記念館 展示室(松江市八束支所 2階)
入館料:無料
休館日:月曜日
チラシのPDFはこちらを御覧ください。



第13回中村元思想文化カフェを開催しました。

 
 2月3日、第13回思想文化カフェが開かれ、岡 宏研究員により「21世紀において医療と仏教の協働は可能か(その2)」が話されました。

 医学・医療の立場から見た「いのち」のルールである「生命倫理」に対する考え方は、「生命倫理」学が成立したアメリカと、ヨーロッパ諸国は在り方が異なっていること、理論の共有が難しいことから「患者の人生の意味」に焦点をあてた「新たな生命倫理学」が求められていることが話されました。人はなぜ生きなければならないのか、辛く苦しい現実は変えられないがその意味は変えることができる、より良く生きることとは何か、などが物語論を軸に語られ、30分の質疑応答では足りないほどでした。
 
 今回は旧正月の時期の開催ということで、山陰の神楽を研究されている中野秋鹿研究員により「高砂」が謡われ、閉会となりました。次回のカフェは未定ですが、決定次第お知らせいたします。ご期待ください!

2018年1月20日土曜日

【第13回中村元思想文化カフェのお知らせ】

「21世紀において医療と仏教の協働は可能か」
               (その2)(仮)
  岡 宏(中村元記念館東洋思想文化研究所)
日時:2月3日(土)10:30~13:00(予定)
場所:島根県松江市八束町波入2060 中村元記念館
参加費:1000円(友の会会員500円)
定員:20名
 今回のカフェも前回に引き続き、岡研究員の登場です!生命倫理学や日本仏教に関心のある方、前回お越しいただけなかった方も是非お越しください。
 なお、当日、悪天候などの理由により、やむを得ず中止またはプログラムの変更などがある場合は、25日までに記念館ホームページ、またはFacebook、メールニュース上でお知らせいたします。
 お問い合わせは、中村元記念館(0852-76-9593)まで。(準備の都合上、2月1日(木)までに、お申し込みください。)チラシのpdfはこちらを御覧ください。

2018年1月5日金曜日

新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
昨年も多くの方々にご来館いただき、誠にありがとうございました。今年も皆様に喜んでいただけるような展示や、講義・カフェ等を計画して皆様のご来館を心よりお待ちしております。本日10時より、通常営業中です。
 ここで突然ですが、1枚の絵を紹介したいと思います。
『飛び下りる 子供を叱る こたつ哉』―この淡い色使いの可愛らしい絵を描いた人は、なんと旧制中学時代の中村元博士です!
 冬の何気ない日常を切り取ったこの絵は、なんとも言えず味わい深く、見る人を和ませてくれる、記念館職員もお気に入りの1枚です。
 この他にも、記念館展示室では博士の学生時代の絵を多数展示しております。来館された際は、是非ご覧になってみてください♪
 なお、例年通り1月は特別資料整理のため、1月16日(火)~1月28日(日)まで休館いたします。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。