2015年11月27日金曜日

11月14日に日本仏教教育学会の第24回学術大会が記念館で開催されました。

11月14日、日本仏教教育学会の第24回学術大会が記念館で開催されました。午前中の研究発表では、駒澤大学の山口先生をはじめ5本の報告が行われました。昼休憩には日本仏教教育学会会長の矢島道彦先生と、当館の笠原愛古学芸員による特別展・常設展の解説があり、また午後のシンポジウムでは、「中村元博士と教育」と題して、東京大学の丸井浩先生、矢島先生など3本の講演・報告が行われました。
 シンポジウムの中でたびたび取り上げられた中村博士の世界平和を求める言葉は、ともすれば東洋思想あるいは仏教学の枠組みの中でのみ捉えられがちな中村博士の思想研究が、平和のための学問であったのだと再認識させてくれるものでした。
 翌15日は「松江と教育」をテーマにしたエクスカーションが行われ、幕末・近代の教育関係の史跡を巡るなど内容の濃い2日間となりました。


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