2014年9月29日月曜日

学術提携記念「立正大学のあゆみ展」および講演会「古事記と出雲神話」開催のお知らせ

中村元記念館×立正大学 学術提携記念
「立正大学のあゆみ展」

中村元記念館の連携大学企画 第1弾として、「立正大学のあゆみ展~世紀(とき)を超えて伝える立正安国の精神」を開催いたします。

中村元博士や島根県とも縁が深い立正大学の歴史、研究、教育、将来像を、その根底に流れる仏教思想とともにお伝えいたします。

【日時】 10月7日(火)~11月9日(日)10:00~17:00 入場無料、月曜休館

【会場】 松江市八束支所1F 町民ホール (島根県松江市八束町波入2060)



記念講演会「古事記と出雲神話」

立正大学教授の三浦佑之先生をお招きし、記念講演会を開催いたします。この機会に改めて出雲神話の世界にふれてみてはいかがでしょうか。

【日時】 10月12日(日)14:00~15:30 聴講無料、予約不要

【会場】 中村元記念館 大会議室 (島根県松江市八束町波入2060 松江市八束支所2F)

【講演題目】 「古事記と出雲神話」

『古事記』上巻に収められる神話の中で、出雲を舞台とする神話(いわゆる出雲神話と国譲り神話)が40%あまりの分量を占めています。内容からみても、出雲神話がなければ『古事記』は誠に味気ないものになってしまいます。なぜ、『古事記』はそれほどまでに、出雲の神々にこだわるのか。出雲神話とは何か、『古事記』とはいかなる書物かを考えます。

【講師】三浦佑之(立正大学文学部教授、立正大学大学院文学研究科長)
 
専門は、日本古代文学・伝承文学。2003年、『口語訳 古事記』(文藝春秋)で第1回角川財団学芸賞受賞。昨年はNHK Eテレ『100分de名著「古事記」』のゲスト講師として、古事記のおもしろさを伝えた。著書に『古事記講義』『古事記を旅する』『あらすじで読み解く 古事記神話』(以上、文藝春秋)、『古事記を読む』『古事記のひみつ 歴史書の成立』(以上、吉川弘文館)、『古事記を読みなおす』(ちくま新書)、『子どもに語る日本の神話』(共著、こぐま社)、『100分de名著ブックス 古事記』(NHK出版)など。



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